ペトロによる福音書
1888年にエジプトのナイル川上流の町で修道士の墓から羊皮紙の写本が発見されました
AD2〜5世紀のキリスト教学者が言及している失われたペトロによる福音書です
発見後各国語に翻訳され日本語訳もありますが正典の四福音書と異なる点を強調している英語訳(1926年)を今回和訳してみました
↓クリック 内容(正典の四福音書と異なる記述) ↓クリックすると正典四福音書の各章節の逐語訳に跳びます
1章 ピラトは立ち上がりヘロデ王は命じます ☞マルコ福音書15:15 ☞マタイ福音書27:26 ☞ルカ福音書23:24-25 ☞ヨハネ福音書19:13-16
2章 ピラトと主の友人ヨセフは主の体を求めました ☞マルコ福音書15:43 ☞マタイ福音書27:57-58 ☞ルカ福音書23:50-52 ☞ヨハネ福音書19:38
3章 民は主を裁判官の席に据えました ☞マルコ福音書14:65 ☞マタイ福音書26:67-68 ☞ルカ福音書22:63-65
4章 彼(イエス)が苦痛の中で死ぬように主の足を折らないように命じました ☞ヨハネ福音書19:31-33
5章 私の支配者 私の支配者 あなたは私を見捨てました ☞マルコ福音書15:34 ☞マタイ福音書27:46 ☞ルカ福音書23:46 ☞ヨハネ福音書19:28
6章 その時太陽が輝きました ☞マルコ福音書15:33 ☞マタイ福音書27:45 ☞ルカ福音書23:44
7章 彼等は私(ペトロ)たちを犯罪者として捜していたから私たちは身を隠しました ☞マルコ福音書14:50-52 ☞マタイ福音書26:56
8章 彼(イエス)が死から甦って私たちに害を為すと民が思わないように
9章 天から強い光と共に二人降りて来て墓の中に入りました ☞マルコ福音書16:5 ☞マタイ福音書28:2-3 ☞ルカ福音書24:4
10章 三人の男が墓から出て来て二人の頭は天に達し一人の頭は天を通過していました
11章 本当に彼は神の息子でした
12章 マグダラのマリアは主の墓で女たちが常にしている事をしませんでした ☞マルコ福音書16:1-2 ☞マタイ福音書28:1 ☞ルカ福音書24:10
13章 彼(イエス)は甦って去って行きました
14章 私シモン・ペトロと兄弟アンデレはアルファイの息子レビと共に網を手に海に行きました ☞ヨハネ福音書21:2-3
1章
しかしユダヤ人たちの誰も手を洗いませんでした
ヘロデも彼の裁判官たちも
そして彼等が手を洗うのを拒むと
ピラトは立ち上がりました
それからヘロデ王は命じます
主を捕えておくように
彼等にこう言って
彼にこうするように私があなたたちに命じた事を何でも
しなさい
2章
そしてそこにピラトと主の友人であるヨセフが立っていました
そして
彼等が彼(主)を磔にしようとしていることを知って
ピラトの許に来て埋葬の為に主の体を求めました
そこでピラトはヘロデに人を遣わして彼の体を求めました
するとヘロデは言いました
貴兄ピラト
誰も彼(の体)を求めなかったら
私たちが彼を埋葬するつもりでした
特に安息日が近づいていぬので
何故ならそれは律法に書かれ地るから
死刑に処せられた者の上に太陽が沈んではならないと
3章
そして彼(ヘロデ)は彼(イエス)を民に渡しました
彼等の祭日種なしパンの前の日に
そして彼等は主を連れて行き彼に強要しました
彼等のように走るように
そして言いました
神の息子を引きずって行きましょう
私たちは彼を越える力を獲得したから
そして彼等は彼に紫の衣を着せました
そして彼を裁判官の席に据えました
こう言って
正しく裁きなさい
イスラエルの王よ
そして彼等の一人が茨の冠を持って来て
それを主の頭の上に載せました
そして他の者たちは立って彼等の目に唾を吐きました
そして他の者たちは彼の頬を叩きました
他の者たちは葦で彼をつつきました
そして或る者たちは彼を鞭で打ちました
こう言って
この敬意をもって
私たちは神の息子に敬意を表しましょう
4章
そして彼等は二人の犯罪者を連れて来ました
そして彼等は彼等の間に主を磔にしました
しかし彼は沈黙を守っていました
苦痛がないかの如く
そして彼等は十字架を持ち上げると
彼等は肩書を書きました
これはイスラエルの王です
そして彼の前に彼の衣類を置いて
彼等はそれらを彼等の間で分けました
そしてそれらの為に籤引きしました
そしてその犯罪者の一人が彼等を非難しました
こう言って
私たちは私たちがした悪事の為にこのように苦しんでいます
しかしこの人は
人々の救い主になった方は
あなたたちにどんな悪い事をしたのか?
すると彼等は
彼に腹を立てて
彼の足を折らないように命じました
彼が苦痛の中で死ぬように
5章
そしてそれは正午でした
そして暗闇がユダヤ全土を襲いました
そして彼等は心配し憂いました
太陽が沈んだのではないかと
彼が未だ生きている間に
なぜならそれは彼等に書かれているから
死刑に処せられた者の上に太陽が沈んではいけないと
そして彼等の一人が言いました
彼に酢と共に胆汁を飲ませなさい
そして彼等は混ぜて彼に飲ませました
そして全てのことを果たして
彼等自身の頭に対して彼等の罪を成し遂げました
そして多くの者が灯火を携えて歩き回りました
夜になったと思って
そして倒れました
そして主は叫びました
こう言って
私の支配者
私の支配者
あなたは私を見捨てました
そして彼はそれを言うと取り上げられました
そしてその時エルサレムの神殿の壁は真っ二つに引き裂かれました
6章
それから彼等は主の手から釘を引き抜きました
そして彼を地面の上に置きました
すると全地は揺れました
そして大きな恐怖が起きました
その時太陽が輝きました
そして第九の時であることが分かりました
そしてユダヤ人たちは喜びました
そして彼の体をヨセフに渡しました
彼がそれを埋葬する為に
何故なら彼(イエス)が実行した善い事を彼(ヨセフ)は見たから
そして彼は主を引き取りました
そして彼を
亜麻布で巻いて
彼自身の墓に運んで行きました
それはヨセフの庭と呼ばれていました
7章
それからユダヤ人たちと長老たちと祭司たちは
彼等は彼等自身に如何に悪を為したか気付いて
嘆き悲しんで言い始めました
私たちの罪は災いだ
裁きは近づいています
そしてエルサレムの最後も
そして私(ペトロ)は仲間と共に悲しみました
そして心を傷つけられながら私たちは身を隠しました
何故なら彼等は私たちを犯罪者として捜していたから
そして神殿に放火したい者として
そしてこれら全てのことによって
私たちは断食して嘆き悲しみ夜も昼も泣きました
安息日まで
8章
しかし律法学者たちとファリサイ派の人々と長老たちは互いに一緒に集まって
彼等が聞いた時
民が皆呟いて彼等の胸を打ってこう言っていることを
彼の死によってこの最も強力な徴が起きているなら
彼が如何に正しい人であるか分かります
長老たちは恐れてピラトの許に来て彼に嘆願して言いました
私たちに兵隊を預けて下さい
私たちが三日間彼の墓を守る為に
彼の弟子たちが来て彼を盗み去らないように
そして民が思わないように
彼が死から甦って私たちに害を為すと
そこでピラトは墓を守る為に彼等に百人隊長ペトロニウスを兵隊たちと共に授けました
そして彼等と共に長老たちと律法学者たちは墓にやって来ました
そして百人隊t長と兵隊たちと一緒に大きな石を転がしました
そこに居た彼等は皆一緒にそれを墓の入口に置きました
そして彼等は七つの封印を貼りました
そして彼等はそこに天幕を張ってそれを見張りました
そして安息日の早朝になりました
エルサレムとその近郊から群衆がやって来ました
彼等は封印された墓を見る為に
9章
そしてその夜に主の日が近づいた時に
兵隊たちが二人ずつ警備で見張りしていると
天に大きな音がしました
そして天が開くのを彼等は見ました
そしてそこから強い光と共に二人降りて来ました
そして墓に近づきました
そして入口に置かれていた石が自ら転がってある程度道を開け
墓が開かれました
そして二人の若者が中に入りました
10章
それ故に兵士たちがそれを見た時
彼等は百人隊長と長老たちを起こしました
何故なら彼等も又熱心に見張りしていたから
そして彼等は言明しました
彼等が見たことを
再び彼等は見ます
三人の男たちが墓から出て来るのを
そして彼等の二人が一人を支えているのを
そして十字架が彼等について来るのを
そして二人の頭が天に達しているのを
しかし彼等に導かれている人の頭は天を通過しているのを
そして彼等は天からの声を聞きました
こう言うのを
あなたは眠っている彼等に説教しましたか
すると答えが十字架から聞こえました
はい
11章
それ故に彼等は互いに検討しました
行ってピラトにこれらの事を示すかどうか
彼等がそこで未だ考えている間に
再び天が開いて見えました
そして或る一人の人が降りて来て墓の中に入りました
百人隊長と彼と共に居た彼等はこれらの事を見ると
彼等は夜にピラトの許に急いで行きました
彼等は見張っていた墓を後にして
そして彼等が見たことを全て告げました
大いに苦悩しながらこう言いました
本当に彼は神の息子でした
ピラトは答えて言いました
私は神の息子の血から離れて潔白です
完全にこれを決定したのはあなたたちでした
そこで彼等(ユダヤ人たち)は近づいて彼に懇願し彼に乞いました
百人隊長と兵隊たちに彼等が見たことを何も言わないように命じることを
何故ならその方が益しだから
彼等は言います
私たちの為に神の前で最大の罪で有罪になることは
そしてユダヤ人の民の手に落ちて石打ちにされないことは
ピラトはそれ故に百人隊長と兵隊たちに何も言うなと命じました
12章
そして主の日の夜明けにマグダラのマリアは
主の弟子の一人は
ユダヤ人たちの故に恐れて
何故なら彼等は怒りに燃えていたから
主の墓で女たちが常にしている事をしませんでした
死んだ者たちの為にしかも彼女たちに愛されいる者たちの為にする事を
彼女は彼女と共に友を連れて彼が置かれている墓に来ました
そして彼女たちは恐れました
ユダヤ人たちが彼女たちを見つけないか
そして彼女たちは言いました
彼が十字架に架けられたその日に私たちは泣いて嘆き悲しむことが出来なかったけれど
今私たちは彼の墓でこれらの事をしましょう
しかし墓の入口に置かれている石を誰が私たちの為に転がしてくれるでしょうか?
私たちが中に入って彼の側に座りするべきことをする為に
何故ならその石は大きくて
私たちは誰かに見られないか恐れているから
しかしもし私たちは(入ることが)出来ないなら
彼の追悼として私たちが持って来たものを入口に置くだけで
私たちは泣いて嘆き悲しみましょう
私たちが私たちの家に戻るまで
13章
そして彼女たちは行って墓が開かれているのを見出しました
そして近づいてその中をじっと見ました
すると彼女たちは墓の中に或る一人の若者が座っているのを見ました
美しくて非常に輝く衣を着ている者を
その者は彼女たちに言いました
何故にあなたたちは来ましたか?
あなたたちは誰を探し求めていますか?
十字架に架けられた彼ですか?
彼は甦って去って行きました
しかしあなたたちが信じないなら
覗き込んで彼が横たわった場所を見なさい
彼がそこに居ないことを
何故なら彼は甦ってあちらに去って行ったから
そこから彼が遣わされた所に
その時女たちは恐れて逃げました
14章
さて種なしパンの(祭りの)最後の日でした
多くの人々が出て行きました
彼等の家に戻る為に
祭りが終わったので
しかし私たちは
主の十二人の弟子たちは
泣いて嘆き悲しみました
そして各人
起きた事を嘆き悲しみながら
彼の家に去って行きました
しかし私シモン・ペトロと私の兄弟アンデレは私たちの網を手に取って海に行きました
そしてアルファイの息子レビが私たちと共に居ました
彼に主が
LongLife MuraKami